マニラ在住日本人から見て気になったフィリピンのニュースをピックアップ!
1月4日からフィリピン人がビザなしでミャンマーに14日間滞在できるようになったとミャンマー外務省が発表した。観光やビジネスでミャンマーを訪れるフィリピン人を増やす狙いがある。
ミャンマーは歴史ある仏教建築など観光資源が多い国だが、観光客数はASEAN諸国の中で2番目に少ない。また、フィリピンとの貿易額もASEAN諸国の中で3番目に低い。
元の記事を読む→ 【2014年01月01日:ミャンマーニュース】
うーらーやーまー!! フィリピン人がノービザで2週間ミャンマーに滞在できるようになるそうです。あー、うらやましい!
必要なもの | |
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1 | 申請料3,000円 |
2 | 観光ビザ申請用紙 |
3 | カラー写真1枚 |
4 | 有効期限6ヶ月以上のパスポート |
5 | 職業証明書 |
6 | スケジュール表 |
ちなみに我々日本人はノービザではミャンマーに滞在するどころか入国すらできません。ビザは日本のミャンマー大使館などで取得できますが、例えば観光ビザの場合は左のような提出物が必要です。(出典:ミャンマー大使館領事部)
スケジュール表には行き帰りの登場便名、ミャンマー国内での移動スケジュール、宿泊するホテルまで書かなければなりません。つまり、行程全部決めて飛行機もホテルも手配してからビザ申請しろよってことです。ここまでやって滞在できるのは28日までです。ところがフィリピーノたちはノービザで14日滞在可能。彼らのほうがはるかに優遇されております。
しかしさもありなんと申しますか。元記事にありますが、ミャンマー人がノービザでフィリピンに30日滞在できる協定が1960年に結ばれていたそうです。我々日本人がノービザ30日になったのは去年の夏から。フィリピンもミャンマーを優遇していたわけですね。
日本人にはあまり馴染みのないミャンマーですが、元記事にある通り観光資源が豊富です。
特に仏教寺院がすばらしい。それも数百年前に建てられた巨大寺院群が。ミャンマー中部にバガンという街があるのですが、この町の郊外にパゴダと呼ばれる寺院が群れをなしてます。冗談じゃなくて左の写真のようにマジで群れをなしているのです。これ、壮観です。
その中でも最大なのが左のアーナンダ寺院です。僕が行ったのは20年くらい前で、その頃はまだ観光客もほとんどおらず、子どもたちの格好の遊び場になってました。そして真剣に祈る地元の人たち。まさに現役の宗教施設でした。
途上国の観光地は観光客が増えてくると、必ず乞食やしつこい土産売りがわんさか湧いてきます。人が増えすぎて風情がなくなってきますし、やはり観光地はメジャーになる前に行くのがベストです。ミャンマーはまだそこまで観光客が多くないようです。ぜひみなさん、今のうちに!